物理学者(ポスドク)による日々の研究生活のメモ書きです ( python/emacs/html/Japascript/シェルスクリプト/TeX/Mac/C言語/Linux/git/tmux/R/ポケモンGO)
例えばこんな感じで
gsl-randist 0 1000 rayleigh 1 > hoge.txt
ただしGSLをインストールして、PATHを通していないと使えないデフォルトのPATHにインストールしたなら
$ which gsl-randist
/usr/local/bin/gsl-randist
/usr/local/bin/gsl-randist
gsl-randistの使い方を軽く説明・・・
[coffee@somewhere:~]gsl-randist
Usage: gsl-randist seed n DIST param1 param2 ...
Generates n samples from the distribution DIST with parameters param1,
param2, etc. Valid distributions are,
beta
binomial
bivariate-gaussian
cauchy
chisq
dir-2d
dir-3d
dir-nd
erlang
exponential
exppow
fdist
flat
gamma
gaussian-tail
gaussian
geometric
gumbel1
gumbel2
hypergeometric
laplace
landau
levy
levy-skew
logarithmic
logistic
lognormal
negative-binomial
pareto
pascal
poisson
rayleigh-tail
rayleigh
tdist
ugaussian-tail
ugaussian
weibull
要するに、gsl-randist には次の引数が必要Usage: gsl-randist seed n DIST param1 param2 ...
Generates n samples from the distribution DIST with parameters param1,
param2, etc. Valid distributions are,
beta
binomial
bivariate-gaussian
cauchy
chisq
dir-2d
dir-3d
dir-nd
erlang
exponential
exppow
fdist
flat
gamma
gaussian-tail
gaussian
geometric
gumbel1
gumbel2
hypergeometric
laplace
landau
levy
levy-skew
logarithmic
logistic
lognormal
negative-binomial
pareto
pascal
poisson
rayleigh-tail
rayleigh
tdist
ugaussian-tail
ugaussian
weibull
初期シード, 出力したいデータ点数, その乱数が沿った分布関数, パラメーター(必要な個数は分布によって異なる)
例えば今、Rayleigh分布についての乱数データを100個欲しいとする
gsl-randist 0 1000 rayleigh 1 > hoge.txt
0が初期シード1000は1000点乱数生成する
rayleighは分布関数
1はパラメーター, ここでは分散に相当
???「ね、簡単でしょ?」
え、ほんとに分布関数に沿っているか確認したい?
GSL「任せてください」
cat hoge.txt | gsl-histogram 0 5 100 > foo.txt
これでヒストグラムが取れるgst-randistが使えるなら、gst-histogramというヒストグラムを取ってくれるコマンドも使えるはず〜
あとはgnuplotでグラフを書くだけ
plot [0:5]"foo.txt" u 1:3 w boxes
参考 : 賢明な読者の方はRayleigh分布は1つのパラメーターで表せることはすでにご存知だと思うが、
もしど忘れしてしまったときは
$ gsl-randist 0 1000 rayleigh
Error: arguments should be sigma = scale parameter
と打つと、必要なパラメーターは1つだと教えてくれるError: arguments should be sigma = scale parameter
なので、「とりあえず gsl-randist と打つ」とだけ覚えておけば他は覚えなくてよいだろう
ちなみに beta分布〜weibull分布 までいくつかの分布を選べたがこれらはすべてGSLに実装されている
つまり自分でソースを書いて、GSLの必要なヘッダーをincludeして・・・という作業をしなくてよいのでかなり楽
一方であくまでデモンストレーションなので、ガチのシミュレーションには使えない
シェルで全部やるのは時間がかかりすぎるので・・・・
PR
プロフィール
HN:coffee
職業:物理屋(自称)
趣味:映画鑑賞、登山
出身:大阪府の南の田舎
自己紹介:
import MyProfile
import coffee_pote from TWITTER
import amazonのほしい物リスト from WISH_LIST
print "先月子供が産まれました!"
# 最終更新 2022/10/25
職業:物理屋
趣味:映画鑑賞、登山
出身:大阪府の南の田舎
自己紹介:
import MyProfile
import coffee_pote from TWITTER
import amazonのほしい物リスト from WISH_LIST
print "先月子供が産まれました!"
# 最終更新 2022/10/25
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
相互リンク募集中です
(Twitterにてお知らせください)
Demo scripts for gnuplot version 5 (gnuplotのさまざまなデモ画像と作り方がまとめられている、眺めているだけでできるようになった気分になれる)
gnuplotスクリプトの解説 (米澤進吾さんの個人ページ、gnuplotと言えばこのかた)
gnuplot のページ (Takeno Lab、うちのブログがリンクされていたのでリンク返し)
Twitterから映画の評価が分かる & 映画の鑑賞記録が残せる coco (映画の感想をまとめられるサイト、いつもお世話になっています)
Astronomy Picture of the Day Archive (天文や宇宙関連の最新の話題について画像とともにNASAが説明しているページ)
今日のほしぞら (任意の時刻の空で見える星を表示してくれる、国立天文台が管理している)
GNUPLOTとアニメーション (応用の項目の「見せてあげよう!ラピュタの雷を!!」あたりからすごすぎる)
読書メーター (読んだ本をリストできる便利なサイト)
flickr難民の写真置き場 (20XX年、flickrは有料化の炎に包まれた。あらゆるflickr無料ユーザーは絶滅したかに見えた。 しかし、tumblr移住民は死に絶えてはいなかった。)
教授でもできるMac OS X へのLaTeX, X11, gccのインストレーションと環境設定 (阪大の山中卓さんのwebページ、タイトルにセンスが溢れている、内容は超充実してる、特にTeX関連、学振DCとかPDの申請書類作成時にはお世話になっております)
英語論文執筆用の例文検索サービス (とんでもないものを見つけてしまった・・・・ arXivに収録されている 811,761報の 英語論文から,例文を検索するための検索エンジン)
Demo scripts for gnuplot version 5 (gnuplotのさまざまなデモ画像と作り方がまとめられている、眺めているだけでできるようになった気分になれる)
gnuplotスクリプトの解説 (米澤進吾さんの個人ページ、gnuplotと言えばこのかた)
gnuplot のページ (Takeno Lab、うちのブログがリンクされていたのでリンク返し)
Twitterから映画の評価が分かる & 映画の鑑賞記録が残せる coco (映画の感想をまとめられるサイト、いつもお世話になっています)
Astronomy Picture of the Day Archive (天文や宇宙関連の最新の話題について画像とともにNASAが説明しているページ)
今日のほしぞら (任意の時刻の空で見える星を表示してくれる、国立天文台が管理している)
GNUPLOTとアニメーション (応用の項目の「見せてあげよう!ラピュタの雷を!!」あたりからすごすぎる)
読書メーター (読んだ本をリストできる便利なサイト)
flickr難民の写真置き場 (20XX年、flickrは有料化の炎に包まれた。あらゆるflickr無料ユーザーは絶滅したかに見えた。 しかし、tumblr移住民は死に絶えてはいなかった。)
教授でもできるMac OS X へのLaTeX, X11, gccのインストレーションと環境設定 (阪大の山中卓さんのwebページ、タイトルにセンスが溢れている、内容は超充実してる、特にTeX関連、学振DCとかPDの申請書類作成時にはお世話になっております)
英語論文執筆用の例文検索サービス (とんでもないものを見つけてしまった・・・・ arXivに収録されている 811,761報の 英語論文から,例文を検索するための検索エンジン)
最新記事
(11/20)
(03/05)
(02/29)
(02/21)
(02/21)
(02/21)
(02/21)
(01/13)
(01/05)
(01/05)