物理学者(ポスドク)による日々の研究生活のメモ書きです ( python/emacs/html/Japascript/シェルスクリプト/TeX/Mac/C言語/Linux/git/tmux/R/ポケモンGO)
bibtexというのを使って、参考文献のリストを簡単に作りたくなった
というか作らないといけない状況になってしまった
publishに向けた活動で・・・
bibtexを使うための方法は色々とあるらしい
単純にreference.bibというのを用意して、中に論文のリストを用意すればよいのかと思っていたがそんなに簡単ではなかった
実際、bibdeskというアプリケーションを使い始めた頃に簡単な動作のチェックをしてみたがうまく動かなかった・・・
■ 過去記事
【TeX】bibtexを使おうとしたけどうまくいかない
今回のbibtexで必要になるのは
TeXソース (bib_test.texとしておく)
bibソース(reference.bibとしておく)
natbib.sty(bibtexを使うためのスタイルシート)今こんな感じ↓
bib_test.texの中身は
赤字が大切な部分
(2017/4/21 追記)
\bibliographystyle{plain}にしてると、参考文献の番号[1], [2], とかが引用した順番にならない
(よくわからん順番でソートされる)
なので、きちんと本文で出てきた順番にしたいときは
\bibliographystyle{unsrt}
を使う
他にも
\bibliographystyle{alpha}
とかがあるっぽい
これらはbstファイルというのが元から入っていてその設定に従っているだけっぽい
自分でbstファイルを用意する場合は以下を参考に(自分は沼だと思うのでたぶんやらないが・・・)
■ 参考 : bst ファイルのカスタマイズ
または各論文誌から配布されているtexの設定ファイルにもbstファイルが入っていると思うので、
それを参考にするのもアリ
PRDのbstファイルを見てみたが、ちょっと好みではなかったのでやめた
(2017/4/21 さらに追記)
■ 参考 : スタイルファイルのレイアウトサンプル
上記のページを見ていると、
\usepackage{natbib}
と単純にするよりも
\usepackage[square, sort,comma,numbers]{natbib}
の方が良さそう
sqruareは参考文献を[]で囲む
他には()とか{}とか<>があるっぽい()はジャーナルによってはたまに見るな
numbersは参考文献それぞれに通し番号を振っていくスタイル
他にはsuperとかauthoryearとかがある
(中身は自分の参考文献に置き換える)
過去にスタイルシートに関してダウンロード方法や導入方法の記事を書いたのでそちらを参考にどうぞ
ひとまずやるべきことはnatbib.styを用意して、同じディレクトリに置いておけばそれで良いと思います
■ 過去記事
【TeX】mac portで入れたtexにパッケージが入ってなくてオワタな人向けの記事
【TeX】 styファイル not foundというエラーが出たのでmktexlsrさんの出番
この状態でTeXShopでbib_test.texを開くと↓
ここでこのまま(赤線で囲った)タイプセットを押しても参考文献が表示されないはず
なので、
LaTeXのままタイプセット
↓
一度(黄色線で囲った)LaTeXをBibTeXにしてタイプセット
↓
LaTeXに戻してタイプセット
↓
LaTeXのままもう一度タイプセット
としないといけない
最後の2回目のタイプセットは、参考文献のciteがきちんと反映されていないと思うので実行しています
毎回クリックでやるのはめんどくさいのでショートカットキーだと、
command + t
↓
command + shift + b
↓
command + t
↓
command + t
TeXShopの他の機能を使えば一括でやってくれそうな気がするけど、わからないのでパスで・・・
■ 参考
BIBTEXing:BIBTEXの使い方
これでうまくいけばこんな感じになるはず↓
bib_test.bblっていうのがなければうまくいっていません
わかりにくいと思うので、わかりやすい別の方のページを貼っておきます
■ 参考
BibTeXによる文献データベースの構築
TeXShopでBibファイルを使う方法は意外と簡単だった
ツイート
というか作らないといけない状況になってしまった
publishに向けた活動で・・・
bibtexを使うための方法は色々とあるらしい
単純にreference.bibというのを用意して、中に論文のリストを用意すればよいのかと思っていたがそんなに簡単ではなかった
実際、bibdeskというアプリケーションを使い始めた頃に簡単な動作のチェックをしてみたがうまく動かなかった・・・
■ 過去記事
【TeX】bibtexを使おうとしたけどうまくいかない
今回のbibtexで必要になるのは
TeXソース (bib_test.texとしておく)
bibソース(reference.bibとしておく)
natbib.sty(bibtexを使うためのスタイルシート)
bib_test.texの中身は
赤字が大切な部分
(2017/4/21 追記)
\bibliographystyle{plain}にしてると、参考文献の番号[1], [2], とかが引用した順番にならない
(よくわからん順番でソートされる)
なので、きちんと本文で出てきた順番にしたいときは
\bibliographystyle{unsrt}
を使う
他にも
\bibliographystyle{alpha}
とかがあるっぽい
これらはbstファイルというのが元から入っていてその設定に従っているだけっぽい
自分でbstファイルを用意する場合は以下を参考に(自分は沼だと思うのでたぶんやらないが・・・)
■ 参考 : bst ファイルのカスタマイズ
または各論文誌から配布されているtexの設定ファイルにもbstファイルが入っていると思うので、
それを参考にするのもアリ
PRDのbstファイルを見てみたが、ちょっと好みではなかったのでやめた
(2017/4/21 さらに追記)
■ 参考 : スタイルファイルのレイアウトサンプル
上記のページを見ていると、
\usepackage{natbib}
と単純にするよりも
\usepackage[square, sort,comma,numbers]{natbib}
の方が良さそう
sqruareは参考文献を[]で囲む
他には()とか{}とか<>があるっぽい()はジャーナルによってはたまに見るな
numbersは参考文献それぞれに通し番号を振っていくスタイル
他にはsuperとかauthoryearとかがある
\documentclass[11pt]{article}
\usepackage{natbib}
\title{bib test}
\author{@coffee\_pote}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle
reference 1 \cite{LuisOtoguro04}
reference 2 \cite{BresnanMchombo87}
\bibliographystyle{plain}
\bibliographystyle{unsrt}
\bibliography{reference}
\end{document}
reference.bibの中身は↓\usepackage{natbib}
\title{bib test}
\author{@coffee\_pote}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle
reference 1 \cite{LuisOtoguro04}
reference 2 \cite{BresnanMchombo87}
\bibliographystyle{plain}
\bibliographystyle{unsrt}
\bibliography{reference}
\end{document}
(中身は自分の参考文献に置き換える)
@ARTICLE{BresnanMchombo87,
author = "Joan Bresnan and Sam A. Mchombo",
title = "Topic, Pronoun, and Agreement in {C}chiche{\^{w}}a:
A Case Study of Factorization in Grammar",
journal = "Language",
year = "1987",
volume = "63",
number = "4",
pages = "741-782"
}
@BOOK{VanValinLaPolla97,
author = "Van Valin, Jr., Robert D. and Randy J. LaPolla",
title = "Syntax: Structure, Meaning and Function",
year = "1997".
publisher = "Cambridge University Press",
address = "Cambridge"
}
@INCOLLECTION{ Andrews07,
author = "Avery D. Andrews",
title = "The Major Functions of the Noun Phrase",
booktitle = "Language Typology and Syntactic Description",
volume = "1",
edition = "Second",
editor = "Timothy Shopen",
year = "2007",
pages = "132-223",
publisher = "Cambridge University Press",
address = "Cambridge"
}
@PHDTHESIS { Otoguro06,
author = "Ryo Otoguro",
title = "Morphosyntax of Case: A Theoretical Investigation
of the Concept",
year = "2006",
school = "University of Essex"
}
@INPROCEEDINGS { LuisOtoguro04,
author = "Ana R. Lu{\'{\i}}s and Ryo Otoguro",
title = "Proclitic Contexts in {E}uropean {P}ortuguese and
their Effect on Clitic Placement",
booktitle = "Proceedings of the {LFG}04 Conference",
editor = "Miriam Butt and Tracy Holloway King",
year = "2004",
pages = "334-353",
publisher = "CSLI Publications",
address = "Stanford, CA"
}
@UNPUBLISHED { Fillmoreetalms,
author = "Charles Fillmore and Paul Kay and Laura Michaelis
and Ivan A. Sag",
title = "{S}ign-{B}ased {C}onstruction {G}rammar",
year = "2007",
note = "University California, Berkely,
University of Colorado, Boulder
and Stanford University"
}
natbib.styは、TeXのスタイルシートというやつですauthor = "Joan Bresnan and Sam A. Mchombo",
title = "Topic, Pronoun, and Agreement in {C}chiche{\^{w}}a:
A Case Study of Factorization in Grammar",
journal = "Language",
year = "1987",
volume = "63",
number = "4",
pages = "741-782"
}
@BOOK{VanValinLaPolla97,
author = "Van Valin, Jr., Robert D. and Randy J. LaPolla",
title = "Syntax: Structure, Meaning and Function",
year = "1997".
publisher = "Cambridge University Press",
address = "Cambridge"
}
@INCOLLECTION{ Andrews07,
author = "Avery D. Andrews",
title = "The Major Functions of the Noun Phrase",
booktitle = "Language Typology and Syntactic Description",
volume = "1",
edition = "Second",
editor = "Timothy Shopen",
year = "2007",
pages = "132-223",
publisher = "Cambridge University Press",
address = "Cambridge"
}
@PHDTHESIS { Otoguro06,
author = "Ryo Otoguro",
title = "Morphosyntax of Case: A Theoretical Investigation
of the Concept",
year = "2006",
school = "University of Essex"
}
@INPROCEEDINGS { LuisOtoguro04,
author = "Ana R. Lu{\'{\i}}s and Ryo Otoguro",
title = "Proclitic Contexts in {E}uropean {P}ortuguese and
their Effect on Clitic Placement",
booktitle = "Proceedings of the {LFG}04 Conference",
editor = "Miriam Butt and Tracy Holloway King",
year = "2004",
pages = "334-353",
publisher = "CSLI Publications",
address = "Stanford, CA"
}
@UNPUBLISHED { Fillmoreetalms,
author = "Charles Fillmore and Paul Kay and Laura Michaelis
and Ivan A. Sag",
title = "{S}ign-{B}ased {C}onstruction {G}rammar",
year = "2007",
note = "University California, Berkely,
University of Colorado, Boulder
and Stanford University"
}
過去にスタイルシートに関してダウンロード方法や導入方法の記事を書いたのでそちらを参考にどうぞ
ひとまずやるべきことはnatbib.styを用意して、同じディレクトリに置いておけばそれで良いと思います
■ 過去記事
【TeX】mac portで入れたtexにパッケージが入ってなくてオワタな人向けの記事
【TeX】 styファイル not foundというエラーが出たのでmktexlsrさんの出番
この状態でTeXShopでbib_test.texを開くと↓
ここでこのまま(赤線で囲った)タイプセットを押しても参考文献が表示されないはず
なので、
LaTeXのままタイプセット
↓
一度(黄色線で囲った)LaTeXをBibTeXにしてタイプセット
↓
LaTeXに戻してタイプセット
↓
LaTeXのままもう一度タイプセット
としないといけない
最後の2回目のタイプセットは、参考文献のciteがきちんと反映されていないと思うので実行しています
毎回クリックでやるのはめんどくさいのでショートカットキーだと、
command + t
↓
command + shift + b
↓
command + t
↓
command + t
TeXShopの他の機能を使えば一括でやってくれそうな気がするけど、わからないのでパスで・・・
■ 参考
BIBTEXing:BIBTEXの使い方
これでうまくいけばこんな感じになるはず↓
bib_test.bblっていうのがなければうまくいっていません
わかりにくいと思うので、わかりやすい別の方のページを貼っておきます
■ 参考
BibTeXによる文献データベースの構築
TeXShopでBibファイルを使う方法は意外と簡単だった
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プロフィール
HN:coffee
職業:物理屋(自称)
趣味:映画鑑賞、登山
出身:大阪府の南の田舎
自己紹介:
import MyProfile
import coffee_pote from TWITTER
import amazonのほしい物リスト from WISH_LIST
print "先月子供が産まれました!"
# 最終更新 2022/10/25
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# 最終更新 2022/10/25
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